リクエストありがとうございますっ。
お待たせしました!
ラジオ劇団【小さな奇跡】vol.4 5/7 O.A分ですっ。
ワケあって3回聴き逃したため、4回目からスタートです(´・ω・` )★
阿『GWお疲れさまでした。
仕事が始まって早くもうんざりしている方も多いのではないでしょうか。
僕はといえば、GW明けなのに会社休んで旅に出ています。』
(〜客演紹介〜)
阿『GW明けの空港は先日の賑わいも忘れて静かなものです。
まさに、"兵どもが夢の後"。
あぁ、そんな干渉に浸っている場合ではない。
そう、僕の夢も終わってしまうかもしれないのです。
そんなの駄目だ。
だから取るものとりあえず、これからミドリちゃんの元へ出掛けて行くのです。
そう、あれは夕べの事でした―――』
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ミドリ(以下:ミ)「だってヒロシ、全然会ってくれないじゃない。。」
ヒロシ(以下:ヒ)『そんなこと言っても、色々とさ、ほら…』
ミ「だってGW終わっちゃったんだよ?
長い人は10日も休んだんだよ?
それに皆遊びに行ったんだよ?
なのに帰ってこないってどういうこと!?」
ヒ『だからさ、前も言った通り、会社の寮の庭の草むしりとかさ、色々あってさ…』
ミ「一体何百坪あんのよ、その独身寮!
あのね…分かってる…?
私たち遠距離恋愛なんですからね!?」
ヒ『あぁ、名古屋と盛岡だよね?
638kmくらいかな?』
ミ「距離なんかどうでもいいの!!
離れてることが問題なの!
あたしがどんなに寂しくしてるか、ちょっとは考えてくれてもいいんじゃない?」
ヒ『分かってるさ、分かってるよ。
うぅ、だから、あぁ、ういろう送ったじゃないっ。
好きだって言ってたから…』
ミ「そういうことじゃないの!
…もういい…
終わりにしましょ…あたしたち…。」
プーッ、プーッ…
ヒ『あぁっ!ミドリちゃん!』
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ヒ『とにかく、ご機嫌を直してもらわなきゃ。
だから急いで行こうと思って飛行機に乗りました。
今朝会社に行って、"午後から休みをください"って言ったら課長に、"何考えてるんだ"とこっぴどく怒られました。
はぁ、憂鬱です。
ミドリちゃんのことも、会社のことも、どうしようどうしようと考えてると何だか眠くなってき……
…がぁーがぁー(←寝ちゃいました)』
機内アナウンス(飛行機はまもなく盛岡空港に着陸いたします。
現地の天候は晴れ。
気温は18℃とのことです。)
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ヒ『あっはははは!
良い天気だね、ミドリちゃん。』
ミ「ほんと!なんて素敵なGW!!」
ヒ『ねぇ、その三編みほどいてごらんよっ。』
ミ「えっ恥ずかしい〜」
ヒ『ほら〜、風が気持ち良いよ〜』
ミ「ヒロシさんだ〜い好き〜!!」
ヒ『僕もミドリちゃんだ〜い好き〜!!』
ヒ・ミ[あははは!あはははっ…]
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CA(お客様、お客様)
ヒ『…ん…あ、んぁはいはい…ぁっ、すいません、ごめんなさい。。』
CA(到着いたしましたが)
ヒ『あぁ、盛岡空港ですね?』
CA(いえ、岩手花巻空港です。)
ヒ『えっ…あぁすいませんすいません』
CA(お疲れなんですね。
どうぞお気をつけて良い旅を。)
ヒ『"盛岡空港なんて歌の中だけのお話よ"
ミドリちゃんがそう教えてくれたのに、つい口走ってしまいました。
あぁ恥ずかしい。
それにしても何て照れ臭い夢を見てしまったのでしょう。
さて、空港からバスに揺られてミドリちゃんが住む盛岡にやって来ました。
彼女はこの街でOLをしています。
駅の近くの大きなビル。
だから、近くで待っていればきっと…』
♪〜プルルルルルッ、プルルルルルッ〜
ヒ『あっ、ミドリちゃんからだっ!』
ピッ
ヒ『もしもし?』
ミ「もしもし?
…夕べはごめんね…」
ヒ『ううん、全然…
えっとさ、実は僕今、盛――』
ミ「じゃーん!
あたし名古屋に来ちゃった!
あはははは!」
ヒ『えっ?』
ミ「仕事終わるまで待ってるからっ。
ねぇ、どこにいればいい?」
ヒ『えっえええぇぇぇ〜〜…』
てな感じです(^ω^)
たった5分なのにすごい時間かかった;
5回目のはまた今度時間がある時頑張ります!